こんにちは!English Adventure Academy代表の大西由紀子です。

ブログをお読みいただきありがとうございます!

 

さて、1月末に行われました今年度第3回目の英検。

教室の子どもたちもチャレンジした子たちがおり、全員無事に合格いたしました!!

 

当教室は教室の方針として、「英検ありきの英語学習にはしない。」ということを掲げています。

 

英検を目標の一つとして、それに向かって頑張ることはとても素晴らしいことです。

ただ、ぎりぎりで受かっても合格。高得点で受かっても合格。

「ぎりぎりでもとにかく受かればよい。」という考えでもって試験に臨むよりも、「受かるなら高得点で」という意気込みで準備をして臨むことは、その経験を次につなげる良いものにするのか否かの分かれ目だと思います。また、試験には受かるコツがあり、その技術ばかりを追い求めても、結局時間をかけて学んだテクニックはテストの時にしか使えません。

 

「英語でコミュニケーションを取る事、また自分の思いを伝えるために話し、そして書くこと」を伸ばすためのスクールですので、英検はあくまでも目標のうちの一つであり、通過点だと捉えています。

 

今回、対策も多少はしましたが、今年は特にあまり対策に相当量の時間をかけられませんでした。また、英検を受験し合格しました!と後で保護者様に報告いただいた事例もありました。

 

ある程度「〇月くらいに受けてみたら?」という提案はしますが、あとは保護者様と子どもたちの中で決め、基本的に子どもたち主導で進めていくことが理想的だなと思っています。

 

3級を受けて英検バンド+12で合格した中1のYちゃん。

「先生6月に準2級受けられますか?」と聞かれて、「ちょっと早くない!?もう少し力付けてから受けたら?」とこちらが慎重になるほど。(^^;  3級を合格しても、そのレベルの単語が使いこなせること、文法的な理解がしっかりしていなければ、準2級を受けて、仮に合格しても、その合格は「絵に描いた餅」になりかねません。

 

焦って受けて、合格のためにやみくもに対策をして・・・それが本質的に、また将来的に、どれだけの効果があるのか・・・目先の合格や「〇年生で〇級受かった!」という、インパクトを追い求めることは、子どもたちにとって良いとは思えませんし、それを指導者や保護者が煽るようなこともできるだけ避けたいなと考えています。

 

今回4年生の男の子が準2級を合格しました。でも、彼はもともとその力をしっかり持っており、そのための勉強というのをずっと続けてきたわけではありません。本も大好き、考えることも大好きだからこそ、いろんな知識を持っているからこそ、準2級のライティングもハイスコアで通っているのは彼を知っているクラスメートも納得だろうと思います。

 

英検はリーディングとリスニングが主に評価されます。ライティングそしてスピーキングもありますが、本質的な実践力、運用力までを見るには特に3級レベルまではボリュームが限られています。準2級や2級を80%程度でしっかり合格できるようになれば、かなり実践で使いこなせるレベルまで達したといえるのではないかなと思います。

 

新年度にJr. Speaking & Writing クラスが開講します。中学生を対象にしておりましたが、新高校1年生のお問い合わせもありましたため、スピーキングの瞬発力、ショートスピーチやライティングスキルを上げたい高校生もご受講大歓迎です!(木曜日19時半~21時)

 

大学ではプレゼンを英語でさせるクラスは私の学生時代の頃はあんまりありませんでしたが、現在はかなり増えていると聞きました。社会人になればもちろん職種によっては海外におられる方とのコミュニケーションを英語でとる必要もでてくるでしょうし、国内におられる多国籍の方々とのコミュニケーションは英語となる場合も当然想定できます。

 

「第2言語は使ってこそ!」

 

日本で生活している中でも、できるだけ英語で考え、意見を交わし、そして書く。これを学生の頃から習慣としてできている子どもたちと学問としてのみの英語を学び続けた子どもたちと・・・

どちらがいざ!というときに第一声に戸惑わないか・・・

その答えは明白だと思います。

 

“Many a little makes a mickle.” ~塵も積もれば山となる~

少しずつの積み重ねが、将来大きく役に立ちます。

第二言語とどのように付き合うか・・・

ぜひ英語で考え、話すことが面白い!楽しい!と。

レッスンを受けてそんな風に感じてくれる子どもたちが増えていくと嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

コメントする

お名前を入力してください
この投稿へのコメントを入力してください